写真書房

A Room for Photobooks

Reading, Editing, Talking.

写真書房(しゃしんしょぼう)は、東京・神田にある小さな写真集の閲覧室です。写真集の新刊・古書の販売、会員制の閲覧サービス、予約制の読書時間、テーマごとのサロン、写真集やイメージ編集に関する企画を行います。

英語名は、A Room for Photobooks
写真集のために用意された一室、という意味です。

ここは、一般的な書店でも、単なるコレクションの展示室でもありません。写真集を手に取り、ページをめくり、写真の順序や紙の質感、判型、装丁、余白、編集の意図をゆっくり味わうための場所です。

写真書房の slogan は、Reading, Editing, Talking.
写真集を読むこと。
写真や本の構成を考えること。
そして、そこから生まれる対話を大切にすること。
この三つを、写真書房の中心に置いています。


写真集は、写真をまとめただけのものではありません。一枚ずつの写真だけでなく、写真と写真のあいだ、ページの流れ、余白、紙、装丁、そして読者が本を読む時間によって、一冊の作品として立ち上がります。

スマートフォンやSNSの中で、写真は日々すばやく流れていきます。その一方で、写真集には、立ち止まり、見返し、考えながら読む時間があります。一枚の写真だけでは分からないものが、ページの連なりの中で少しずつ見えてくることがあります。

写真書房が大切にしているのは、「写真を見る」ことを、「写真集を読む」ことへ深めていく経験です。見る力は、生まれつき完成しているものではありません。写真集を手に取り、ページをめくり、順序を感じ、誰かと話すことで、私たちは少しずつイメージの読み方を学んでいきます。

写真書房は、写真家や専門家だけのための場所ではありません。写真を撮る人、編集やデザインや出版に関わる人、アートや文学や都市文化に関心のある人、そしてこれから写真集を読んでみたい人。それぞれの読者が、自分の速度で写真集に向き合える場所でありたいと考えています。


閲覧サービス

閲覧は会員予約制です。会員登録料は年額1,000円(税込)。実店舗の閲覧は、原則として会員の方を対象とします。閲覧は1回2時間、料金は2,000円です。2時間未満のご利用も、1回分として扱います。

基本の閲覧時間は、以下を予定しています。

午前8:30—11:30
午後13:30—16:30

サロンとイベント

サロンやイベントは不定期で開催します。内容に応じて、参加費はそのつどお知らせします。テーマは、写真集の読み方、写真家紹介、日本写真史、イメージ編集、都市と記憶、私的な写真、出版実践などを予定しています。


写真書房は、写真集を読むこと、考えること、話すこと、そして本として残すことをつなぐ小さな場所です。

ここでは、写真集が読まれ、語られ、編集され、もう一度理解されていきます。